敷金が資産科目に計上されており、退去時にその一部が原状回復費用に充てられる場合、以下の処理になります。 （借）修繕費 700千円 ／（貸）敷金 700千円. そもそも敷金(保証金)とは？ 賃貸物件は、契約完了後に入居前と同じ状態で引き渡さなければなりません。その際の修繕などにかかるお金を原状回復費用といいます。そして、入居前に原状回復費用としてあらかじめ大家さんに預けるお金が敷金です。. 大家さんたちは、ご自身が所有するアパートなどの入居者が決まったときに、敷金をはじめに受け取りますね。 退去時には、原状回復費用を敷金から差し引き、残った分を返金することになります。 このときの敷金は、どのように仕訳すれば良いのでしょうか？ 敷金とは別で契約更新の際には更新料が発生するもの？ 不動産基礎知識 2020.4.6 敷金を支払った時はどのような仕訳をたてればよい？ 不動産基礎知識 2019.7.31 敷金を支払ったら受領したことの証明となる書面は必ず発行される？ 不動産基礎知識 2018.11.16 賃借人が退去する際に敷金から原状回復費用を差し引いて返還したときは、原状回復費用を支払ったときの仕訳によって処理が異なります。 【例】 経営する賃貸マンションから賃借人が退去する際に預かっている敷金300,000円から 不動産を借りる時、頭を悩ませがちなのが「敷金」の会計処理です。「敷金」は、その契約形態により支払処理が異なるという性質があります。不動産の賃貸借の際に必要な敷金の勘定科目や仕訳例、決算書における位置付けなどを、実例を交えて分かりやすく解説します。 ①敷金から充当される場合. 敷金の2,300千円（3,000千円－700千円）は、退去時に返金されます。 敷金の勘定科目と仕訳賃貸物件を借りたときに支払う敷金の勘定科目は「敷金・保証金」になります。敷金を支払ったタイミングで「敷金・保証金」として資産に計上しておきます。事業用口座から敷金を支払った場合の仕訳例敷金10万円を支払った場合の仕訳です

事業用の物件を借りる際に支払う費用のなかには、一旦資産として計上して、のちに経費に計上するものがあります。本記事では「敷金」「20万円以上の礼金」「1年を超える火災保険料」の会計処理について、詳しく説明しています。